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11月, 2022の投稿を表示しています

№9 講座「聞こえと補聴器」終了

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「講座 聞こえと補聴器」全日程全日程終了   11月29日(火)の第3講座はラポールで開催されました。全日程を終えて今ホッとしています。 ①『難聴、補聴器、人工内耳の適応について』横浜市大耳鼻咽喉科 医師、荒井 康裕氏の講演  ②『難聴を支える家族の体験談』西野 鈴子氏 ②の体験談では進行性進行性難聴のお嬢さん(現在高校1年生)を持つお母様が、幼児期にお嬢さんの難聴が分かってから人工内耳に至るまでの道のりやご苦労をお話されていました。2021年に人工内耳の手術後、順調にリハビリを進めて現在では20デシベル~25デシベルまで聞こえを取り戻されたとのこと。本当に良かったですね!! 今まで小中学校時代、難聴のために辛いことが山ほどあったと思います。今後は様々なことに挑戦をして素敵な青春を謳歌して欲しい・・浜難聴の私達も応援しています! (写真)事務局のある横浜ラポール周辺の銀杏↓いつの間にかすっかり黄色に色付きました。 【11月例会を終えて】   11月27日(日)に11月例会を行いましたが、参加者は10名ほど。健康福祉センターの会議室はWi-Fiが設置されているので見放題のネット配信映画「きみに読む物語」を鑑賞。長年愛し合った夫婦が一緒に寄り添って黄泉へ旅立つラストシーンは胸にこみあげるものがありましたが、終了後、もし自分が認知症になったら、夫は映画の主人公と同じようには絶対に接してくれないだろう・・・一時、甘い映画の世界に浸りましたが、すぐに現実に引き戻されました。(笑) 写真は映画のオープニングの映像です。朝焼け?夕焼け?とても綺麗でした。 【事務局長のつぶやき】   月日が経つのは早くいつの間にか師走がやって来ました。今年は電気代が値上がりしているので些細ですが、ちょっと抵抗を試みています。フローリングは足元から底冷えしますね。①一番下にアルミのシートを敷く②厚地のカーペット③ホットカーペット④毛足の長いカーペットと4段重ねにしました。昨年は(中)に設定していたホットカーペットは(小)でポカポカです。 冷たい空気は下に溜まり暖かかったら上にあがる性質があるのでエアコンの「風向き」は下向きに「風速」は最大にすれば早く部屋を暖められます。エアコンは室温から設定温度に到達するまでが一番電気代がかかるので早く部屋を暖めることにより節電に繋がります。設定温度を1度下...

№8 講座「聞こえと補聴器」第2講座を終えて

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  「講座 聞こえと補聴器」  11月19日(土)、講座「聞こえと補聴器」の第2講座が桜木町の健康福祉センターで開催されました。参加者総数は45名(浜難聴スタッフ4名と会員参加3名含む)10年以上、この講座のお手伝いをしてきましたが、過去最高の人数だったような気がします。やはり圧倒的に高齢者が多いのですが、土曜日だったこともあり中年層の姿も見受けられました。会場が埋まっていく様子はスタッフとして見ていて気持ちが良いものです。 ①『聞こえの相談・福祉制度』について、講師は情報提供施設、伏原職員 ②『聞こえの検査・補聴器の調整』について講師は横浜市総合リハビリテーションセンター言語聴覚士 和泉千寿世氏 今回も質疑応答では会場から積極的に挙手があり盛況でした。 第3回目の最終回は11月29日(火) に下記内容でラポール2階大会議室ABで開催されます。内容は①②人工内耳に関連になりますが、ご都合つきましたらご参下さい。 ①『難聴、補聴器、人工内耳適応について』講師は横浜市大病院耳鼻咽喉科医師 荒井康裕氏 ②『難聴者を支える家族の体験談』難聴当事者の体験談 【11月例会について】 11月27日の例会は健康福祉センター901-902会議室で字幕付き映画鑑賞を行います。 「きみに読む物語」認知症になった妻の傍で寄り添う心臓病を患っている夫、二人が出会ったのは1940年代のアメリカ南部の小さな町、きらめくような青春時代の二人と高齢者施設で過ごす今の二人の映像が交差しながら物語が展開していきます。ご都合つきましたら皆さんご一緒に心に沁み入る映画を観ませんか。 【事務局長のつぶやき】   先日、ネットの記事に目を通していたら、シニア世代は「やめ家事を!」という見出しが思わず目に飛び込んできました。 自分自身が気がつかないうちに体力、気力が落ちてきているのに 若い時に一度身につけた家事の習慣を今も変えることなく無理をして何十年も続けている。ここで家事のやり方を見直して楽になりましょうという提案でした。全く大賛成です!  サッカーのワールドカップ初の女性審判員に選出された山下良美さん(36歳)をテレビで見ました。2019年に1級審判員の資格を取りJリーグで審判を務めていたそうです。サッカーでは1試合での走行距離は10K~12Kもあるので日頃から毎日身体の鍛錬と英語での審判用語を勉強...

№7 働く仲間の座談会

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  【働く仲間の座談会を開催】  11月13日に現在、就労している会員と今後、就労を望んでいる会員とが集まり健福センターで 座談会を行いました。2021年3月より法定障害者雇用率が民間企業では2.3%に引き上げられています。障害者雇用の基準が達成されていない企業には、1人につき月額5万円の罰金支払いが課せられ、達成していれば100人以上従業員がいる企業の場合、1人につき月額27,000円支給という決まりがあるため、現在では概ねこの基準、2.3パーセントは達成されました。  しかし、障害者雇用の内側は障害者にとって決して優しくありません。企業側も障害者を雇用するなら障害の特性を理解して社員に研修を行うなどの企業努力が必要なのにこれを怠っている、能力に見合った仕事を与えていない、障害者側が周囲に馴染めないなどの理由で辞めていくケースが多いそうです。  座談会に参加されたAさんは務めて35年間の間に辛いことはたくさんあったが、今は自分の障害や望んでいる支援を資料(トリセツ)にして周囲に配布していると言われていました。司会進行役の須山会長からは合理的配慮が法改正になり企業では「義務」となった、守られていなければ繰り返し自己主張して欲しいと参加者へ向けてアドバイスがありました。  Bさんが「自分を理解してくれる人を1人でも作ることが聴覚障害者の生きる道だ」とおっしゃいました。今もこの言葉が心にチクりと残っています。その昔、私は第3子を妊娠する(42歳)まで健常者の中でパートで働いていましたが、辛い時はトイレに隠れて泣く、同障の仲間に会った時に愚痴を吐き出すというナーバスな手段しかありませんでした。  参加者の中に障害者手帳がもらえない50デシベルのCさんがいました。海外の基準は40デシベルですが、日本では聴覚障害の場合、基準が厳しく70デシベルからです。全難聴でも国に対して「デシベルダウン」の要望を出していますが、なかなか実現をしません。  手帳がなければ上記の障害者雇用の対象にもなれず非常に難しい状況に置かれてしまいます。一般採用で面接時に聞こえの問題を黙ったまま受ければ、それが凶になるリスクがあるかも知れません。彼にはりっぱなスキルがあるので、これを活かし安定した職に巡り合えることを心から願っています。 【オミクロン株対応ワクチン】  ワクチン接種間隔が5ヶ月から...

№6 マイナ保険証

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【マイナポータルとは】   マイナンバーカードを取得したけれど保険証と一本化するにはどうすればよいのか調べて見ました。マイナンバーカードを保険証と一本化して使うには 事前にマイナポータルでの登録が必要 になるそうです。 登録サイトはこちら→ https://myna.go.jp/html/hokenshoriyou_top.html  メリットとしては就職、転職、引っ越しをしてもずっと使える。マイナポータルで特定検診情報や医療、薬剤情報、医療費が見られます。窓口へ書類の持参が不要となり又、確定申告の医療費控除が簡単にできるそうです。 1,手順 ①マイナンバーカードを取得時に登録した4桁のパスワードが必要。 ②スマートフォンを用意して「マイナポータル」のサイトから申し込む。PCの場合だとICカードリーダーが必要になる。  ③セブン銀行のATMを利用して手続きをする方法もある。  ④医療機関や薬局でマイナンバーカードを読み取るための顔認証付きカードリーダーを設置していれば初回登録はできる。(パスワードは必要) 2,注意点   ①のパスワードを 連続して3回間違えるとロック されて利用できなくなります。スマホやパソコンで手続きはできないので必ず役所の窓口に行ってロック解除、初期化の申請をしなくてなりません。登録後、 重度障害者医療証をお持ちの方は医療機関の窓口に提出 をして下さい。 3,問題点 認知症になってパスワードを忘れた人やマイナ保険証を持ちたくてもスマホやパソコンがない人、扱えない障害者、一人暮らしで身寄りがない人などの対応はどうなるのでしょうか?現状では、この辺が未定のままなので気になるところです。 4,2万円分のポイントとは 2022年1月に「マイナポイント事業」の第2弾が開始、これまでも実施されていたマイナンバー新規取得とキャッシュレス決済の利用で最大5,000円のポイント還元に加えて「マイナンバー保険証」として利用申し込みとデジタル庁への公金受取口座の登録で各々7,500のポイントとなり合計20,000円のポイント還元となる制度が6月30日からスタートをしています。 最近、スーパーなどで私より高齢と思われる方が、キャッシュレス決済をしている場面に多く出くわすようになりました。「凄いなぁ~」というのが正直な感想です。以前、息子がスマホにクレジットカー...

№5 マイナンバーカード

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  【マイナンバーカード】  新たなカード取得者に最大2万円分のポイントを付与するキャンペーンが追い風になり10月の時点で国民の5割が取得とニュースに出ていました。会員の皆さんは既に取得済でしょうか?実は私、長い間、申請手続きが面倒で放置していました。(>_<)   でも、2年後に現行の健康保険証が廃止されマイナンバーカードに一本化されることになったので、とうとう9月に重い腰を上げて手続きをし取得をした次第です。区役所へ行かなくても事務局のあるラポールの近くに特設会場があると知ったことが腰を上げる大きなきっかけでした。まだ手続きをされていない方へは督促通知が届いているはずです。来年2月まで申請期限が延長されたので今のうちに腰をあげませんか。聞こえに不安があって一人では心配と思う方は、遠慮なく下記の情報提供施設へ要約筆記者の派遣をお願いして下さい。無料で派遣してもらえます。 ※手話、筆記通訳者派遣申請窓口 FAX045-475-2059 TEL045-475-2058 ネットからも申し込み可。rapport.tsuyaku@yokohama-rf.jp 下記の写真はマイナンバーカードと保険証が一本化後に使用される機器です。私が通院している整形外科の受付に設置されてました。下にカードを置いて読み取るようです。写真を撮っていたら受付嬢から不審な顔をされました。(笑) ブログ№6でマイナンバーカードの続編「マイナ保険証」を詳細をお伝えします 。 【講座「聞こえと補聴器」1回目を終えて】  11月2日に行われた講座「聞こえと補聴器」の第1講座①「聞こえに関する基礎知識 」 横浜国大名誉教授、中川辰雄氏 ②「補聴器、補聴器店の選び方」認定補聴器技能者 新井英希氏の講演では例年に比べて解りやすく話ををされていたように感じました。終了後の質疑応答では多数の方が挙手をされ、個々の質問に対し高齢者が多い会場に向かって優しく応答されていた講師の姿が印象的でした。  講座に長い間、関わってきましたが、近年の状況を見てみると浜難聴会員の参加者は減少し横浜市内在住の難聴者及び家族の方の参加が増えてきています。この第一講座では35名の方に参加をしていただきましたが、浜難聴会員はスタッフ4名を含めて6名のみでした。この講座が横浜市内の難聴者に少しずつ認識されてきたので...