№26 令和5年度総会
【浜難聴総会を終えて】
5月28日(日)に開催した令和5年度の総会は25名が出席、委任状を提出して下さった方は45名、会員数2/3の定足数を満たし無事に総会開催は成立しました。今年の総会は過去に例がないほどの速さで1時間内にすべての議案が消化されたので事務局としても驚いています。皆さん、会の運営や役員のやる事に対して関心がない?自分が支払った会費が何にどう使われるのかなどの疑問が全く無いのでしょうか。質問や意見が続出する総会では答弁する立場(会長)は大変ですが、逆に何も出ない総会は盛り上がりに欠けてしまうのだと感じました。
令和6年2月25日に浜難聴創立45周年を迎えるため、来年の10月頃に記念行事を予定しています。総会後半、余った時間を使い「何を企画して欲しいか」参加者全員からご意見を伺いました。記念講演、懇親会(お食事orお茶とケーキ)記念品配布、記念誌の発行など、ご意見を多数出していただいたので今後、理事会で話し合いたいと思います。記念誌発行に関して過去の創立記念で原稿を集めるのに苦労した覚えがあります。45周年では手作りの記念誌(エコーと同じ形式)で一人でも多くの皆様からコメント程度でも構わないのでたくさん寄せていただければ、会員による会員のための記念誌が完成するのではないでしょうか。私を含めて役員は全員高齢者ばかりなので大々的な企画の立案は無理ですが、会員の皆様にもご協力をいただき5年前の40周年の時と同様に身の丈に合った範囲内で45周年記念行事を開催できたらと考えております。
(写真)会員の守安さんが、5月9日~14日、横浜市民ギャラリーで開催された横浜絵画サロン絵画展に出品された作品を送って下さいました。テーマ「鹿」「池」ストロボが太陽光の役目を果たして生き生きとした感じがします。素晴らしいですね。(拍手)👍👍👍
【事務局長のつぶやき】
今年のNHKの大河ドラマは人気のアイドルグループ「嵐」のメンバーであった松本潤さんが主演の『どうする家康』をご覧になっている方も多いのでは?小国に生まれた家康は小心者で優柔不断な性格のため民からいつも笑いのネタにされているような殿様、しかし家臣に恵まれ乱世で奮闘し江戸幕府を開くまで出世をしていく、誰もが知っている歴史を現代風の解釈で面白いドラマに仕立てています。
昨夜の20回目放送では井伊虎松(後、直政に改名)が家臣団入りしました。大岡弥四郎らのクーデターを阻止するために奮戦した虎松はその後、家康と対面。なぜ自分に仕官したいのかと家康に問われると「民を恐れさせる殿様より、民を笑顔にさせる殿様(家康のドジを皆で噂にして笑いものにしている)の方がずっといい。きっとみんな幸せに違いない」と言い「武田に行ったら凄いのが大勢いるので出世できそうにない。そこいくとこっち(徳川)は…変ちくりんなのばっかり、もう少し由緒ある家臣がいた方が良いでしょう?井伊家のおいらとか」
このセリフは令和のドライな若者言葉そのものだったので思わず笑ってしまいました 😆家康の側近として天下取りに大きく貢献した「徳川四天王」の酒井忠次、本多忠勝、榊原康政らの家臣団はすでにドラマの中で活躍していましたが、今後、井伊虎松も「徳川四天王」の1人となります。長男や正妻を死に追いやってしまった史実をこのドラマの中で今後どう描いていくのか展開が楽しみになりました。
その後、22時から放送のフジテレビのニュース「Mrサンデー」で紹介されていた内容に興味が湧きました。奈良時代に作られた「万葉集」を奈良の方言を使った現代若者言葉で翻訳した「愛するより愛されたい」が9万部の大ヒット!となっているそうです。手がけたのは、ひとり出版社「万葉社」を営む佐々木良さん(38)企画や執筆、デザイン、発送まで一人でこなされています。初版はコロナ禍で給付された「特例定額給付金」の10万円を使ったとインタビューで語られていました。
『来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを』・・プロポーズをしそうでしてくれない男性にやきもきしている歌人、大伴坂上郎女の歌の意訳は大胆です。→「くんのかい? こんのかい! こんの? くんの? いや こんのかい!」じりじりした乙女心、まるでお笑い芸人がつっこみを入れているかのようで、小気味いいと紹介されていました。 まさにその通りです!
『さのかたは 実になりにしを 今さらに 春雨降りて 花咲かめやも』・・男性の告白を拒む人妻の胸の内をしっとりつづる作者不明のこの歌は、1回限りのチャンスを意味する現代語「ワンチャン」を使い、面白いです。→「うち 人妻やのに 付きあえるわけないやん ワンチャンないで」他にも、相手を死ぬほど好きという女心を『キュンキュンして死にそう♡』、天武天皇の息子の歌では自分を『イケメンの俺』とナルシシスト風に呼ばせるなど、くだけた言葉が並びます。こうした解釈が私の「笑いのツボ」にはまり読んでいて爆笑の連続でした。!!😆この本を買いたいと思い調べたらAmazonでは¥1000で販売されていました。総会で疲れた日曜日、夜に観た上記のドラマやニュース番組が私の頭を癒してくれたように思います。「声を出して笑うこと」はストレス解消になりますね。
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