№58 憧れのトルコ旅行記
皆さん、ごきげんよう!厳しい残暑が続いていましたが、やっと秋の気配が感じられるようになりました。お変わりなくお過ごしでしょうか?今回のブログは個人的な内容になりますのでご容赦下さい。
9月11日から8日間、娘2人と憧れていたトルコ周遊ツアーに参加してきました。成田からイスタンブールまで13時間、更に国内線に乗り換えて1時間10分、日本との時差は6時間、1日目宿泊のエーゲ海に面したクシャダスのホテルに到着した時は現地時間の深夜となり長旅でぐったりしました。部分的になりますが、トルコ旅行を紹介します。
写真1、モスクの庭に咲いていたトルコのバラ
写真2、2日目いよいよ観光がスタートします。長旅の疲れが残っていましたが、エーゲ海を眺めながら朝食を美味しくいただいたら元気が出てきました。
エーゲ海に面したエフェソスは紀元前7世紀、世界7不思議のひとつであるアルミテラス神殿の建設から始まり、紀元前2世紀にはローマ帝国の属州の港町として大いに発展をしました。その当時の神殿、24,000人収容の大劇場、図書館、大門、公衆トイレ、浴場など周辺にたくさんの遺跡が残っています。当時、学問や芸術が花開いた文化的な都市であったことが察しられました。
写真3、余談になりますが、この図書館から娼館につながる秘密の通路があったとか。「勉強に行く」って言いながら家を出て何をしていたんでしょうか。(笑)
写真4、3日目の観光はバムッカレ観光。石灰棚、真っ白な石灰棚が太陽に照らされて青い空をバックに輝く光景は目を見張ります。台地の上から流れ出る石灰成分を含んだ湯が結晶して石灰棚が作られたそうですが、段々畑に雪が積もったような不思議な風景でした。スニーカーを脱いで足浴。
写真5、ヒエラポリスの遺跡、紀元前190年頃栄えた100mプールのような大浴場の遺跡がありました。古代の人々も温泉が好きだったのですね。
写真7、ついに憧れの洞窟ホテルに到着。壁や天井を見ると洞窟を掘って作っているのがよく解りました。ホテルの中庭から見た景色。遠方の洞窟には住居跡が見えます。
写真8、4日目の早朝5時にホテルを出発し待ちに待った気球に乗ります。今回の旅のメインである東京都の面積ほどあるカッパドキアを地上から眺めました。摩訶不思議な風景は数億年かけて、できた自然の芸術でした!大昔、火山の噴火により積もった柔らかな凝灰岩は早く風化し固い溶岩が地層に残ったため、頭が大きいキノコのような奇岩になったそうです。
写真10、ウエスト周りに安全ベルトを装着していたので、大胆に上半身を出して撮影をしました。1つの気球に25人~30人は乗っていたと思います。
日中は暑い!洞窟探検はそこそこに切り上げて、粘り気が強いのび~るトルコアイスを食べました。アイスの屋台では売り子のお兄いさんが、あの手この手で面白可笑しくじらすパフォーマンスが見どころです。おなかを抱えて笑い転げました。
写真15、地下宮殿と呼ばれているが、実は4~6世紀に造られた貯水池。縦140m、横70m、高さ80m、後にオスマントルコ帝国時代のトプカプ宮殿に住むスルタンの喉も潤しました。
写真16 、7日目の午前中、ボスポラス海峡クルーズで海からイスタンブールの景色を堪能しました。トルコのアジア側とヨーロッパ側を隔てるボスポラス海峡には3つの橋がかかっていますが、かつては船でしか往来できませんでした。第2ボスポラス大橋は日本の企業数社が1988年に建設し全長1510m幅39mの車両専用を作りました。(誇らしい気持ちです!)