№23 新年度を迎えて
【令和5年度浜難聴の活動がスタート】
横浜市の委託事業であるコミニュケーション教室は4月1日、要約筆記者養成講習会は13日が開講式でした。新しい受講生を迎え浜難聴のスタッフ一同、気持ちを新たにしています。会員を対象にした手話学習会では今年度、会議室が希望通り確保できず何回かは日曜日開催という事態になりました。浜難聴の行事、例会を含めて今年も会員の皆さんに多数ご参加いただきたく思っています。よろしくお願いいたします。
4月23日(日)の例会は、「皆で気楽に楽しもう」5円玉ネックレス争奪戦ゲームやシニアファッションショー?少しばかり頭の体操をしたり…その後はお喋りを中心に行う予定です。皆様の多数ご参加をお待ちしています。
令和5年度総会は5月28日(日)に開催になりました。これから総会議案書の編集をしますが、やるべきことが沢山あって慌て者の私は何年経っても一向に慣れることはなくて毎年、毎年、何だかんだとドジを踏んでいます。(総会資料は連休明けに郵送いたします)😂
(写真)会員の守安さん作品 水墨画です。先日開催された「華の墨絵会展」で展示されました。手話学習会のお仲間である藤井さんが展覧会に行かれ作品を写メ私に送って下さいました。躍動感が溢れて素晴らしいですね!
【事務局長のつぶやき】
4月8日(土)20時過ぎて夫が突然に胸が痛いと苦しみ119番通報をしました。到着まで15分くらいの間に痛む胸を我慢してもらいながら服を着替えさせ、私も部屋着のスエットパンツからジーンズに履き替える。保険証、スマホ、お財布の用意をして救急車の到着を待ちました。救急車の中で隊員からあれこれ質問があったのですが、気持ちは動転しているし二重にマスクをしている隊員の声はサイレンの騒音でかき消され全く話が聞き取れませんでした。難聴だからマスクを外して欲しいとお願いしても拒否され意識のある夫が、喘ぎながら私の代わりに返答をすると言う始末でした。
元住吉の関東労災病院へ運ばれて直ぐに「大動脈解離です」と診断されました。この時、夫と同年齢だった知人の方が同じ病名で亡くなっていたのを思い出し、つい最近では芸人の笑福亭笑瓶さんの訃報もあったばかりだったので目の前が真っ暗になりました。
医師の話を聞き逃してはまずいと思い「難聴なのでマスクがあると聞き取れない、外して下さい」とお願いをしたところ応じて下さり「これから検査をして上行大動脈解離(心臓に最も近い部分)だと緊急手術となるが、下行大動脈解離(心臓から離れた部分)の場合は集中治療室で様子を見る」と言う内容を聞き取ることができました。
夫は検査の結果、下行大動脈解離と診断され深夜に集中治療室に運ばれました。私は看護師から入院手続きの話を聞くことになりましたが、看護師は二重マスクをして深夜の病院内に響き渡るような疳高い声で私に説明を始めたのです。「難聴なのでそんなに大声を出すと逆に聞き取りにくい」と伝えると怪訝な顔をして私の顔を見つめる始末・・・
幸いにも経過が良くて4月18日(火)に退院となり家族一同ほっとしています。浜難聴のお仲間にもご心配をおかけしてしまい申し訳なく思っています。今回の夫の救急搬送に関して聴覚に障害のある家族が付きそう場合の大変さを身を持って体験しました。
情報提供施設で救急対応の手話通訳者を病院へ派遣して下さるというような話を聞いたことがありますが、今回のような一刻を争う緊急事態では先ず無理な話だと思いました。私もスマホに119アプリを入れていますが、気が動転しまくっていては使う気も起らないし119へFAXで通知なんていう話はもっと有り得ない。救急搬送に関しての問題を行政の力を借りて改善する術はないのでしょうか?
「大動脈解離とは」・・・前兆といえるものがなく突然に発生する。今までに感じたことのない痛みが胸や背中に怒った場合、我慢しない!救急車を呼ぶことに躊躇してはいけない。生きて病院にたどり着くことが大事。解離が進むにつれて痛みが胸から腹部,下肢などへ移行する、もし、町医者へ搬送され医師から「様子を見ましょう」と言われればアウト、70歳代の男性の発症率が高い。
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