№31 横浜市総合防災訓練・浜難聴バスハイクの報告

【横浜市総合防災訓練】 8月27日(日)9時~12時 ラポール近くの日産スタジアム第一駐車場で自衛隊、警察、消防などが参加した大規模な訓練が実施され浜身連においても今回、ブースを1つ借りて初参加をしました。その中で聴覚障害者団体として横聴協の皆さんと一緒に浜難聴も参加をしましたので報告をさせていただきます。 (写真1) 横浜市消防音楽隊、ポートエンジェルス119による演奏で幕開けをし、見事なバトンさばきに来場者全員が暫しの間、聞惚れてしまいました。 展示・体験エリアではたくさんのテントが並びました。その一角に浜身連のテントも設営されおり「ミニ手話講座」、「車椅子試乗体験」、「白杖体験」を来場者の皆さんに体験をしていただきました。 ●聴覚障害者が災害時に困ること→①周囲の情報が入らない。被害状況や避難場所についての情報がなかなか得られない。②避難場所においても放送が聞こえない。(食事の配給や援助が受けれない)③停電時や暗い場所では視覚からの情報が入らずコミュニケーションがとりにくい。 (写真2) 横聴協の田辺理事と浜難聴の須山会長が来場者へ簡単な手話表現を指導しました。来場者の中には手話は初めてと言いながらも、お二人の手の動きを見ながらしっかり手話表現をしている方もいました。しかし、今回、要約筆記者も参加をして下さっていたのに手話に特化してノートテイクの紹介が何もされなかったことに対して残念に思いました。 (写真3) 数多くの展示物の中で私の目を引いた災害時用の高額な移動トイレ専用車、この車には2つトイレが設置されておりソーラーパネルで自力発電が出来る仕組みになっていました。 上記の移動トイレ車以外にも横浜市では災害用「はまっこトイレ」=災害時下水道直結仮設トイレが市内各区の避難所に500ほど用意されているそうです。(以前、エコー巻頭言で川井副会長が蒔田中学校を例にして解説をしていた。) 1.高い耐震性 仮設トイレ用の下水道管は耐震性の高い管を採用している。 2.衛生的 下水直結式仮設トイレは、使用後に直接下水道に流すことができ衛生的。 3.バリアフリー設計 設置する仮設トイレのうち1台は障害者の方でも安心して使用できるように設計されている。また、すべての仮設トイレで入口の段差がない洋式トイレを採用しているので、高齢者の方も安心して使用できる。 4.高い節...