№22 マリンタワー見学と懇談会

 【浜身連新聞編集委員メンバーでマリンタワーを見学】

先日27日、事務局当番でラポールへ出たのですが、周辺の鶴見川沿いに咲く桜が見事に満開を迎えていました。いつかあの辺りでお弁当を食べながらワイワイとお花見がしたいと思いながらいつの間にか10年以上も経過してしまいました。

さて、本日は浜身連新聞編集委員のメンバーで山下公園前にあるマリンタワーへ行って来ました。久しぶりに花冷えもなくお出かけ日和だったので、お役目とは言いながら喜んで出かけました。入館料は平日1000円 土日祭1280円、障害者手帳で半額になります。皆さんも山下公園~マリンタワーへとお出かけをしてみて下さい。良い気分転換になりますよ。

マリンタワーは1961年に開館して2019年からリニューアル工事が始まり昨年、9月にオープンしました。展望台フロアに上がると360度ぐるりと見渡せます。みなとみらい一望だけでなくベイブリッジ、鶴見つばさ橋、本牧埠頭まで、今日は海ほたるまで望めました。お天気が良くて空気の澄んだ日は富士山、東京タワー、スカイツリーも時間帯により見えるらしい・・・窓を以前の4倍の大きさにしたために、このようにダイナミックな景観が望まれるようになったそうです。

写真1)マリンタワーからみなとみらいを望む。

そして感激したのはマリンタワーから山下埠頭に作られたガンダムファクトリーを見下ろせたこと!息子が子供の頃、ガンダムが大好きでした。今は、小学校1年生になる孫が後を継いでガンダムのファンとなりプラモデルをたくさん組み立てています。(プラモデルを買う時は、じいじ&ばあばが、スポンサー😆)巨大なガンダムはファクトリー内の特別観覧デッキ(有料)から毎時20分、40分に動くのを間近に見ることが出来ます。私も後で傍まで行ったのですが、入館するのに行例が出来ていて諦めました。おばさん1人であの場にいるのは、さぞミスマッチだったことでしょうね。(笑)マリンタワー展望台からでもガンダムの手足が動いているのを見ることが出来ましたが、やはり近くで見たいと思いました。

(写真2)マリンタワーからガンダムファクトリーを望む。このポーズから後、ゆっくりと 直立不動の姿勢になりました。

運営側との懇談】

その後、2階に降りてマリンタワー運営側と浜身連側で懇談を行いました。それぞれの障害により配慮をして欲しい視点は異なります。私達が展望フロアで「わぁ~」と感嘆していても視覚障害の方には音声ガイドが無いと何も伝わりません。浜難聴からは毎度お願いの受付に「耳マーク」を設置、スタッフは「筆談で対応します」と書いたフォルダーを首から下げて欲しい。車椅子の方からは展望台に上がるエレベータ内のスペースが小さく電動車いすだと大きいので動きにくいという不満も出ました。受付に折りたためるコンパクトな車椅子を常備しておいて下されば電動から乗り換えることによりこのような不満も生じません。オストミー協会からはトイレの改善要望が出ていました。

若い女性スタッフが手話を勉強中と言われ手話で話しかけて下さいました。このような場所で手話で対応をして下さると、とても嬉しく思います。懇談に対応して下さったスタッフの方からは、各々の障害について気が付かないことばかりだったが、こうして話をしてもらってよく分ったと帰り際に言われていました。

昨年は浜身連新聞編集委員メンバーでエアキャビンに体験乗車をして今回のように運営側と懇談を行いました。障害に対する配慮、要望を伝えたからと言ってすぐに改善をしてもらえる訳ではないが、「千里の道も一歩から」こうして地道にコツコツと聞いてもらうことも無駄ではないと思っています。

(写真3)横浜市聴覚障害者協会理事の田辺さんと小川、手には入館チケットを持っています。本日、派遣された手話通訳士さんに撮っていただきました。手話通訳士さんお二人は、とても朗らかな方達で親しみやすく私も一緒に楽しく過ごすことが出来ました。感謝!)


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